やっぱり俺のお気に入り
抱きつかれた背中から優の呼吸、体温が伝わる。



「龍斗会いたかった・・・」



優は俺の背中から離れようとしない。



俺の鼓動が徐々に早くなっていくのが分かる。



このままじゃ・・・・・ヤバイだろっ



・・・・・そう思った俺は、



「優?俺は話をしに来たんだよ?」



慌てて優を引き離そうとした。



「・・・分かってる。でも会いたかったんだもん・・・」



俺の知ってるいつもの優じゃない。



「こっち向いて・・・優」



ようやくそっと優の腕をよけ、優と向かい合う体勢をとった。
< 121 / 296 >

この作品をシェア

pagetop