After -deconstruction "God Ideology"
*
ジラスは反抗してか,どんどん先に歩いていっていた.
キャサはその後を必死に歩いていた.
2人の間の会話はほとんどなかった.
しかし,やがて先を歩いていたジラスが足を止めた.
キャサが心配になってきたのだろうか.
「行き止まりだ…」
やっと止まったかと,少し落ち着いたキャサは思い,その言葉を聞いていた.
「だから言ったんだ.
この森には何もないって…」
ジラスはくるりと後ろを向き,彼が当然いるだろうと思ったキャサに向かってぶつけた.
「ほんと,あんたは…あきれたわ?
この森のことをこれ位で知ったつもり?」
キャサもまた後ろを向き,飽きたようなポーズをしていた.
そして家のほうに少し歩いてみせた.
「だってさ,途中で分かれた道がなかったじゃないか.」
「ばっかね,あんた.
そんな道端に大切な宝物がおいてあるはずがないわ.」
今度はキャサをジラスが追う番になっている.
ただ,キャサはジラスと違ってあたりを見回しながら歩いている.
「やっぱり今日は暗いからだめなのかな.」
キャサはそうぼやきながらそれでもなお,道に沿っている木の辺りだけを探していた.
ジラスも仕方なく同じような場所を探していた.
だからないって,と独り言を言いながらの作業だった.
ジラスは反抗してか,どんどん先に歩いていっていた.
キャサはその後を必死に歩いていた.
2人の間の会話はほとんどなかった.
しかし,やがて先を歩いていたジラスが足を止めた.
キャサが心配になってきたのだろうか.
「行き止まりだ…」
やっと止まったかと,少し落ち着いたキャサは思い,その言葉を聞いていた.
「だから言ったんだ.
この森には何もないって…」
ジラスはくるりと後ろを向き,彼が当然いるだろうと思ったキャサに向かってぶつけた.
「ほんと,あんたは…あきれたわ?
この森のことをこれ位で知ったつもり?」
キャサもまた後ろを向き,飽きたようなポーズをしていた.
そして家のほうに少し歩いてみせた.
「だってさ,途中で分かれた道がなかったじゃないか.」
「ばっかね,あんた.
そんな道端に大切な宝物がおいてあるはずがないわ.」
今度はキャサをジラスが追う番になっている.
ただ,キャサはジラスと違ってあたりを見回しながら歩いている.
「やっぱり今日は暗いからだめなのかな.」
キャサはそうぼやきながらそれでもなお,道に沿っている木の辺りだけを探していた.
ジラスも仕方なく同じような場所を探していた.
だからないって,と独り言を言いながらの作業だった.