After -deconstruction "God Ideology"
 夜の闇はすぐ迫っていただけに,すぐ森を覆った.

もう大切な宝物は見つかりそうにはないと思った.

ところが信じられないことに,ジラスは何かを見つけたようだ.

「なんだろ,これ?」

ジラスが見つけたものは,小さな木の箱だった.

暗くてよく見えなかったが,なぜか暖かかった.

ジラスはその箱をキャサに渡した.

「暖かいわね.

 中は何かしら?

 はい,ジラス.

 あけてみて.」

キャサは猫なで声を出して暖かい箱をジラスに戻した.

ジラスはあきらめ顔だった.
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