気まぐれイケメン上司に振り回されてます!
「避けられてるって、吉葉がぼそっと言っていた。俺に言うくらいだから、あいつ相当参ってるぞ。だから、さっき吉葉がお前に迫っているのを見て、問い詰めているんじゃないかと思ったんだ」
景さんが賀上さんに?
普段、賀上さんにつんけんしている彼が、どんなふうに話をしたのだろう。全然想像がつかないけど、賀上さんに話をするということは本当に気にしているんだなと思った。
「……わたしが峯川さんに声を荒げていたとき、景さんが止めてくれたんですけど、その後『礼香さんが怒るようなことはしないでほしい』って言われたんです。それが、ショックというか……やっぱり気遣うのは峯川さんなのかと思ったらもやもやして……。景さんと関わらないようにすることで、余計なことを考えないようにしていました」
なぜか賀上さんにはすらすらと自分の気持ちを話していた。
これではもう、景さんのことを好きってバレてもおかしくない。いや、もうバレているのだろうけど。
「吉葉は礼香を気遣ったわけじゃなくて、お前を心配したのかもしれない」
「え?」
「言い合ったならお前もわかるだろうけど、礼香は気が強い。好き嫌いもはっきりしているし、吉葉のことを『ダメ』と言ったみたいに、平気で冷たいことを言う。口喧嘩をしたら敵わないことを知っているから、吉葉はお前が礼香の言葉で傷ついたりしないように怒るようなことはするなと言ったんだろう。俺がその場にいても吉葉と同じようなことを言ったと思う」
景さんが賀上さんに?
普段、賀上さんにつんけんしている彼が、どんなふうに話をしたのだろう。全然想像がつかないけど、賀上さんに話をするということは本当に気にしているんだなと思った。
「……わたしが峯川さんに声を荒げていたとき、景さんが止めてくれたんですけど、その後『礼香さんが怒るようなことはしないでほしい』って言われたんです。それが、ショックというか……やっぱり気遣うのは峯川さんなのかと思ったらもやもやして……。景さんと関わらないようにすることで、余計なことを考えないようにしていました」
なぜか賀上さんにはすらすらと自分の気持ちを話していた。
これではもう、景さんのことを好きってバレてもおかしくない。いや、もうバレているのだろうけど。
「吉葉は礼香を気遣ったわけじゃなくて、お前を心配したのかもしれない」
「え?」
「言い合ったならお前もわかるだろうけど、礼香は気が強い。好き嫌いもはっきりしているし、吉葉のことを『ダメ』と言ったみたいに、平気で冷たいことを言う。口喧嘩をしたら敵わないことを知っているから、吉葉はお前が礼香の言葉で傷ついたりしないように怒るようなことはするなと言ったんだろう。俺がその場にいても吉葉と同じようなことを言ったと思う」