気まぐれイケメン上司に振り回されてます!
気になることがあるから、それを聞いておきたい。
「打ち合わせの予定はなかったのに、どうして声をかけたんですか?」
「吉葉がお前を困らせているんじゃないかと思ったから」
ふっと笑った賀上さんに、わたしはうつむいた。
言う通り、わたしは困っていた。この前、煙草が切れたと言ってわたしを連れ出したときのことを思い出し、賀上さんは人の気持ちをよく察してくれる人なんだなと思った。
「吉葉から聞いた。この前、礼香に怒鳴っていたらしいな。なにがあったんだ?」
あの時のことを考えると、もやっとしたものが胸に広がる。
目の前の賀上さんの瞳は言う気になるようにわたしをじっと見つめているから、誤魔化したくてもできないような気がした。
「……峯川さんが、景さんのことを『がっかりした、本当にダメ』って言ったんです。あと、うちの会社のことも『ダメ』って。それにカチンときてしまって……今思うと、声を荒げて大人げなかったと反省しています。けど、わたしはどうしても嫌だったんです……」
「そうだったのか。で、どうして吉葉を避けてるんだ?」
わたしが景さんを避けていることに気づいていたのかと驚いていると、賀上さんは笑いだした。
「打ち合わせの予定はなかったのに、どうして声をかけたんですか?」
「吉葉がお前を困らせているんじゃないかと思ったから」
ふっと笑った賀上さんに、わたしはうつむいた。
言う通り、わたしは困っていた。この前、煙草が切れたと言ってわたしを連れ出したときのことを思い出し、賀上さんは人の気持ちをよく察してくれる人なんだなと思った。
「吉葉から聞いた。この前、礼香に怒鳴っていたらしいな。なにがあったんだ?」
あの時のことを考えると、もやっとしたものが胸に広がる。
目の前の賀上さんの瞳は言う気になるようにわたしをじっと見つめているから、誤魔化したくてもできないような気がした。
「……峯川さんが、景さんのことを『がっかりした、本当にダメ』って言ったんです。あと、うちの会社のことも『ダメ』って。それにカチンときてしまって……今思うと、声を荒げて大人げなかったと反省しています。けど、わたしはどうしても嫌だったんです……」
「そうだったのか。で、どうして吉葉を避けてるんだ?」
わたしが景さんを避けていることに気づいていたのかと驚いていると、賀上さんは笑いだした。