~叶わぬ恋~

明の本性

ー下校ー
留美 「あれ?あかりは?」
鈴音 「彼氏と帰るってさ(笑)」
仁衣菜「もうラブラブだね~」
鈴音 「てゆか、2歳も年離れてんのになんであんな簡単にいくんかな」
留美 「そりゃあれでしょ!あかり様のブリブリっぷりと大人っぽさが奏先輩にも効いちゃったんじゃない?」
仁衣菜「そうかもね~あかりちゃん、演技すごく上手だもんね」
鈴音 「あー、なるほどね(笑)」
留美 「あと、すごい積極的なとことか!」
鈴音 「うんうん、あれはすごいよね」
留美 「てゆーかさー、うちらの前ではお姉さんヅラしてっけどさ、男子の前では急にブリブリしちゃってさー(笑)」
仁衣菜「だよね~ムカついちゃう」
私、留美、仁衣菜の3人は、明がいなくなると明の愚痴をいつも言い合っている。男にしか目がない明は私たちにとってすごくうざい。[幼なじみ]という理由で一緒にいるだけだから余計に嫌になってきてしまう。
鈴音 「あ、家に着いちゃった」
留美 「話盛り上がりすぎて通り過ぎるとこだったね(笑)」
仁衣菜「すずちゃん、また明日ね~」
鈴音 「うん!バイバーイ」
ガチャ
鈴音「ただいまー」
鈴香「おねーちゃんおかえり~」
鈴音「あれ?すずか帰ってたんだね。塾あったんじゃないっけ?」
鈴香「塾の先生が風邪引いたから今日は休みになったんだよ~!イエーイ!!」
鈴音「なるほどね」
妹の鈴香はいつもハイテンション!おかげで私もテンションがおかしくなっちゃうんだよね(笑)
母「2人ともー!ごはんできたよー」
鈴音・鈴香「はーい」
ー夕食時ー
鈴香「あれー?母ちゃん、そのお酒父ちゃんのじゃない?」
父「あー!だから父ちゃんのお酒を勝手に飲まんでくれママ!」
母「あれ?これパパのだったの?ごめんね~」
父「お、俺の貴重な酒が…」シクシク
鈴香「えー?他にもお酒あるじゃーん(笑)」
母「そうよ~、大袈裟ね~(笑)」
(ギャーギャー
うちの家族はみんな変わってる(笑)だから夕食時はいつもこんな感じなんだよね。ずっとここにいるとまためんどいことになりそうだから私は先にお風呂に入って自分の部屋に行った。
(ピローン
LINEが来た。どうせ留美か明だろうと思いながら開いて見ると、それはまさかの奏先輩からだった。

あれ?私、奏先輩とLINEしてたっけ…?
ーLINEー
奏(やほー!すずちゃん?かなでだよ~(笑)

鈴音(こんばんは~!奏先輩、どうやってうちを追加したんですか?

奏(あかりから教えてもらったんだよ~(笑)

鈴音(そうだったんですか!ww

奏(驚いちゃったかな?(笑)
(マネージャーとは連絡とれるようにしないといけないからね~(笑)

鈴音(そゆことだったんですか!

奏(そうそう(笑)
(じゃ、これからよろしくね!マネージャー!(笑)

鈴音(はい!よろしくお願いします!部長!ww
(えと、いきなりですけど、奏先輩はあかりのことどう思ってるんですか?
あれ、私なに聞いてんだろ…

奏(え?好きだなっておもってるよ(笑)

鈴音(あ、そうなんですね

奏(うん、そうじゃないと付き合わないよ~(笑)

鈴音(ですよね~wwなんか変なこと聞いちゃいました、ごめんなさい(汗)

奏(いいよ~(笑)

うん、そりゃ好きじゃないと付き合わないよね、ほんとなんであんなこと聞いちゃったんだろ。別に聞くつもりじゃなかったのに…


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