one more chance――美少年は女総長――
俺があの青龍の総長かぁ…
なんだか不思議な感じ。
龍にいた時みたいにならなきゃいいけど…
そんな事を考えている内に
家の近くのコンビニが見えてきた。
「類、だっけ」
「?」
「ここでいい」
「家までじゃなくて良いのか?」
「あぁ、コンビニ寄って帰る」
コンビニなんて口実だ。
俺が住んでるのは古いアパート
まだ誰にも見られたくなかったから…
「そっか、じゃあまた明日」
「また明日ね伶ちゃん」
「おう!」
愁を含む幹部達が行くのを見てアパートに向かった。