LOGICAL PURENESS―秀才は初恋を理論する―


四つの意志が働いた。思念を交わすのが感じられた。



――人間への積極的な干渉は、よろしくない。


――だが、致し方あるまい。


――黄帝珠を野放しにはできぬゆえ。


――因果の天秤に、均衡を。



チカラに包まれた。


異物を排除する、自分だけの空間だ。


四獣珠がみずからチカラを発揮しているんだと、ぼくは直感的に理解する。



煥くんがあせった声を上げた。



「余計なことするな、白獣珠! オレは平気だから、自由に動かせてくれ! じゃなきゃ、リアさんが危険だ!」



リアさんには、そうだ、四獣珠の守りがない。


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