LOGICAL PURENESS―秀才は初恋を理論する―


起こったことを系統立てて総統に報告したのは、リアさんだったそうだ。


ココロの中の出来事を全部感知していたみたいだけれど、総統にはどこまで言ったんだろう?



目覚めたぼくと理仁くんに、総統みずからお茶を淹れてくれた。



「迷宮の中の一連の出来事は、例えて言えば、後戻りの利かない分岐だらけのシナリオを持つシミュレーションゲームだった。

どこかで違う選択をしたら、ゲームオーバーだった。もちろん、バッドエンドのね」



バッドエンドは、ぼくたち個人の結末にとどまらない。


四獣珠を手にした祥之助と黄帝珠が暴走すれば、この一枝は負荷に耐えかねて滅んだかもしれない。


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