その背中、抱きしめて 【上】



「さくらちゃん!!!」


さくらちゃんに助けを求める。

がしっと首に腕を回されて、顔を近づけたさくらちゃんが真顔で言う。


「ゆず、これはチャンスだよ。高遠くんのエスコートも見どころだわ。怖かったら高遠くんに思いっきり抱きついちゃいな」

「ちょっと、からかわないで!!どうしよう!!!」


小声で抗議するも、さくらちゃんは高遠くんに明るい声で話しかける。




「高遠くん、ゆずのことよろしくね。この子すっごい怖がりだから」



「ハイ」



しかも羽柴くんまで高遠くんの首に腕を回してる。



「ゆずは俺の娘みたいなもんだから、ちゃんと守れよ」

「ハイ」



娘って…同い年じゃないさ。





あぁぁ…誰の陰謀か知らないけど、これはないわーーーーーーー(泣)




< 116 / 503 >

この作品をシェア

pagetop