マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
 もう一人、企画部には同期がいる。

 彼の名は、水無瀬 (れん)
 私が入社後すぐのころから恋い焦がれる人物だ。

「今日もまた、水無瀬くんとはおはようの挨拶しかしてない……」
「え……溜め息の原因はそれ?」

 ポツリと声をひそめながらつぶやくと、音羽がそんなことで?と、さらにあきれかえった。

「会話がないのは仕方ないじゃない。課が違うんだから仕事の関わりもあんまりないし」

 愛想のかけらもない音羽の言葉に、むぅっと唇を突き出して拗ねて見せた。

 そう。同じ企画部でフロアは同じでも、いくつもの課に分かれている。
 私は化学品課で、水無瀬くんと音羽は同じ生活産業課。
 私と水無瀬くんは所属の課が違うのだ。
 彼と同じ課で仕事をする音羽を何度羨ましいと思ったことか。


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