マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~

「この前は……ごめんね」

 水無瀬くんに負けじとラーメンを胃に片付けながらボソリと言葉を発すると、彼が私に視線を向ける。

「この前って?」
「マーケティング部の……風見さんのこと。怒られたでしょう?」

 水無瀬くんが、あのあと自分で謝りに行ったことは知っている。
 だけど、どこまで怒られたのか、その詳細はわからずじまいだったから。
 なんとなく、もう一度謝罪の意も含めて聞いてみた。

「あー、あれね。怒られたけど。風見さん、最後はちょっと笑ってた」
「え、笑ってたの?」
「木本が咄嗟にウソをついたって、わかってたみたいだ。『俺に堂々とウソをつくなんていい根性してると思ったけど、あまりに一生懸命すぎて負けた』って」

 風見さん……あのとき私のウソを見抜いて、だけどそれを飲み込んでくれたんだ。
 仕事には厳しそうだけれど、意外といい人なのかもしれない。


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