くるりんぱ=問題児!?
「ね、ねぇ…知恵…。
巫美…も…1個宿題…忘れてた…」
「え」
「知恵…見して…?」
ウルウルと涙を目に溜めながら巫美がこっちを見てくるではないか!
うっ…!
妹的存在の巫美を見捨てるわけにはいかないわ…!
でも、それじゃあ嶺央にも見せることになってしまう!
あぁ!どうしたらいいの!?
おぉ!神よ!
心の中でひどく葛藤していると
「どうせ、嶺央は宿題他にもやってないのあるんでしょ?
1個ぐらい見せても平気じゃない?
どうせ、嶺央は怒られるよ、きっと」
亜衣がバスケの朝練のために結んでいた団子の髪を下ろしながら助言する。
「亜衣が言うならば、仕方あるまい。
ほら」
わたしがノートを出した瞬間、まるで餌に飛びかかるように巫美と嶺央がノートに群がり写し始めるではないか。
おぉ、子犬みたい!
餌を美味しそうに食べてるみたい!
これは、こっそりと写メらなきゃ損!←