社内恋愛発令中【完】
あたしの答えは聞かずとも、もうその気らしい。
「え、あの、選ぶって…」
「俺が詩苑ちゃんに似合う服選ぶから待ってろ〜」
うーんと唸りながらワンピースを見る蓮也さんは、もはやあたしの言葉を耳に入れる気はない。
「ねえ、あの人かっこよくない?」
と、後ろのほうで、女の人たちが話しているのが聞こえた。
蓮也さんのことだろうことは、すぐに分かる。
「隣の人、彼女かな」
(!?)
その言葉に振り返ってしまいそうになった体を、なんとか抑える。
他人からはそう見えてるのかと思うと、恥ずかしくて蓮也さんの顔を見れない。
確かに、女の人の隣でワンピースを見る男の人がいたら、彼氏が彼女の服を選んでると思われるだろう。
「え、あの、選ぶって…」
「俺が詩苑ちゃんに似合う服選ぶから待ってろ〜」
うーんと唸りながらワンピースを見る蓮也さんは、もはやあたしの言葉を耳に入れる気はない。
「ねえ、あの人かっこよくない?」
と、後ろのほうで、女の人たちが話しているのが聞こえた。
蓮也さんのことだろうことは、すぐに分かる。
「隣の人、彼女かな」
(!?)
その言葉に振り返ってしまいそうになった体を、なんとか抑える。
他人からはそう見えてるのかと思うと、恥ずかしくて蓮也さんの顔を見れない。
確かに、女の人の隣でワンピースを見る男の人がいたら、彼氏が彼女の服を選んでると思われるだろう。