お嬢様の秘密・座談会
夏「ただいまーって玲央?体調わるいの?」


玲(ナイスだ夏菜……)


ユ「気にしなくていいよ、夏菜。さあ、玲央次はあなたの番ね。」


玲「そうだな。じゃあよろしく。」


玲央、急いで逃げる。


夏「ほんとに大丈夫なのかな……?」


ユ「大丈夫だよ。何もないよ。」


桜井玲央


代々秋本家の執事を務めている桜井家次男。顔立ちがよく昔からもてていたが本人は女嫌いである。ユリが秋本家出身であることは出会った頃から知っていた。


ユ「玲央のことはもちろん夏菜から話すべきよね!」


夏「私の彼氏……。」


ユ「顔真っ赤ー!かわいい!!」


夏「恥ずかしいって!ほら突っつかないで!」


ユ「アイツのどこが好きなの?」


夏「……一緒にいると安心する。」


ユ「そうなんだ……。夏菜愛されてるね!」


ユリは夏菜の肩をポンポンと叩いた。


夏「……こんな話しはいいのよ。玲央の紹介してないわよ。えっと...ユリの執事をしているよね。」


ユ「そう。私たち三人の中ではお兄ちゃん的存在なのかな?」


夏「確かに。私とユリが一緒に公園で遊んでいた時、誘拐されそうになったところを助けてもらったのがきっかけで同じクラスだってことも分かって仲良くなったんだよね。」


ユ「覚えてないな...。」


夏(あそっか、小さいころの記憶ほとんど消えてるんだった...)


微妙な空気になったところで玲央戻る。

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