Last Letter~手紙がくれた想い~






「兄ちゃん、春樹…すっごく苦しそうなんだ。」

大部屋の1番隅のベットまで行く間に智樹が何回も繰り返した。



ベットに近づくにつれて息づかいの荒さがよく分かる。


春樹…どうしたんだよ?



「あ、すみません。

春樹くんのお兄さんでいらっしゃいますか?」

カーテンを開ける前に後ろから看護士さんに声をかけられた。



「あ、はい。そうですけど…」


お話が…と、看護士さんに言われ春樹の顔を見る前に俺は病室を出た。



「智樹、春樹の傍にいてやってな。」

智樹は心配そうに俺を見つめていたがすぐに病室に戻った。



『えっと、春樹くんですが命には問題はありません。


ただ、これから発作がでやすくなる可能性があります。』


命に問題はないなら、大丈夫だよな?


でも、発作ってなんなんだ…??



『病名は気管支喘息と、いうものです。

普段は何の症状もなく暮らしていますが、
何かのきっかけで急に息苦しくなり

「ヒューヒュー」、「ゼーゼー」といった音がでる発作をおこします。


その発作が出まして、本人はビックリして倒れてしまったワケです。


原因は様々なんですが、主にストレスとかがありますね。』


気管支喘息………??


発作………??


ストレス………??



全然、理解できない。


意味…分かんねぇよ…






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