You donot have other than(貴方以外ない。)
Ⅲ•••

卒業旅行


二人で、
『今からも
ずっと一緒に
入れますように』
と、願ってから帰宅した。

それからも、由姫を交えて
三人で、楽しく過ごしていた。

瑛斗は、優しくて
いつも、私を大事に大切にしてくれた。

そんな私達を由姫は、
温かく見守っといてくれた。

大学も三人とも志望通りに
入学できた。
私と瑛斗の両親達は、
大学に入ったから婚約をして
卒業したら結婚させようとなった。

私も瑛斗も、それに異議はなかった。

大学生になり
私達は、はれて婚約者となった。

大学は、同じだが
由姫は、幼児教育学部
瑛斗は、経済学部
私は、医学部
と、わかれているが
一緒にいれるときは、
必ず一緒にいた。

大学も三年になり
まもなく、四年の時に
私は、由姫と旅行に行く事になった。
お互いに、教育実習で
忙しくて会えなかったから

大学に入ってからは
私達は、三人ともマンションを借りていた。

この間、瑛斗の部屋に泊まったから
私のキャリーが
瑛斗の部屋にあるのを思いだし
取りに行くことに‥‥‥


今日、瑛斗は学部の飲み会と
言っていたから、いないはず。
まあ、合鍵持っているから
問題ないと、連絡もせずに行った。

合鍵で開けると
電気がついていて
「瑛斗、いるの?」
と、リビングに入ると
誰もいなくて
トイレかな?
と、考えながら

たしか、寝室のクローゼットにキャリーを
おいたはず・・・・と、
キャリーを取りに
いくと‥‥‥
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