混ざらぬ色
『…』


『loveが、どうしたんですかィ?』

ひょっこりと後ろから現れた沖田総悟

多分、偵察の帰りかなんかだろ



『あ、沖田さん。実は、神楽ちゃん。
男の子を家へ招いているんです。しかも僕達用を済ませに行ってきたものの、ちゃっかり2人っきりにしていて』


なに、"ちゃっかり"話してんだよバカ野郎


『ふーん。あのチャイナ娘がねェ。
その男結構な上物なきがしますねィ』



なに、アホヅラしてんだよ。
さっさと、神楽助けに行けよ


そんな事言ったら絶対に死んでいるな


コイツは悪魔の中の上級並のSだから、
簡単に死にそうだ。精神的に


『まぁ、神楽だから安心はしてるがなー』

そうだ。
あの男の力は分からないが
はるか上の力を持っていない限り神楽には勝てない


男の何倍もの力がないと

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