恋の罠にはまりました~俺様部長と社内恋愛!?~


「俺も親父も、お前の笑顔に癒されるんだ」

「や、やだなあ……照れます」

「親父も言っていた。姫は笑うと、黙って無表情で居るときとは別人のように愛嬌が出て可愛らしいと」


……黙っているときはブスですみませんね。

昔から、常ににこにこできるほど楽しいと思ったことがなかったんだもの。

日常の中で笑う回数が増えたのは、あなたに会ってからなんだよ。


「これ」


突然一成が、腕をひねった。

手を離さないように注意しながら、今まで一成の側で見えなかったランタンの側面を見る。


「俺の願い」


オレンジ色の炎に透かされた和紙に書かれている、さらりと流れる流麗な文字。

それを見て、思わず涙がこみ上げた。

そこには、シンプルに『ずっと一緒にいてください』と書かれていた。


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