恋の罠にはまりました~俺様部長と社内恋愛!?~
「大好きだよ、姫」
こんな殺し文句、聞けるのはきっと、社内で、ううん、世界で私ただひとり。
「私も……。ずっと一緒にいたい」
涙ながらに返事をした私を、一成は人目もはばからずに強く抱きしめた。
光よ、もっともっと空高くまで舞い上がれ。
私たちの願いを、どこまでも連れて行って。
幸せに憧れることすら諦めてしまった私を変えてくれたこの人のために、私は笑う。
何も楽しいことがなくたって、辛いことがあったって、いつまでもブスっとしてなんかいない。
だって、そばにはあなたがいるから。
そっと目を閉じると、彼が私にキスをひとつ落とす。
まぶたの裏では、いつまでも空に舞い上がるオレンジ色の光たちが煌めいていた。
【end】


