嫌い、のち好き、のち愛
誤解も解けて、よかったんだけど……俺、男として意識されてないんだろうか。
多分、ご飯のことで頭いっぱいなんだろうけど。
ていうか、俺……真咲ちゃんのこと好きなの?
情けないとこ見られて、ひどいことしたのに、笑顔で受け入れてくれた女の子。
好きになんないわけないじゃん。
その前から多分、気になってたし。
そう思ってテーブルに突っ伏す。
くそっ、大翔のことあんだけ言っといて……自分のことになったらこれかよ。
そう思ってため息をつくと、いつの間にか着替え終わって出てきた真咲ちゃんが俺の顔を覗きこんでくる。
「……っ!」
驚いて顔を起こすと、真咲ちゃんはニコッと笑った。