嫌い、のち好き、のち愛
「今度の休み、どっか行かない?いつもお世話になってるからお礼に。どこでも好きなとこ連れてくよ?」
そう言うと真咲ちゃんの目が嬉しそうに輝いた。
口にめっちゃ食べ物入ってるから無言だけど。
それを飲み込んでから笑顔で俺を見る。
「行きます。どこがいいかな……あ、海浜公園とかどうですか?お弁当作るので。あ、天気予報見なきゃ」
珍しく食事を優先せず、真咲ちゃんは携帯で天気を調べてる。
「あ、晴れです。降水確率0%ですって」
「そこがいいならいいけど。結局、お弁当作ってもらってお礼になるのかな」
俺がそう言うと真咲ちゃんは首を横に振った。