お見合い結婚~イケメン社長と婚前同居、始めます~
成人してから数年に1度は目にする幼稚舎の同窓会の案内。
幼稚舎の頃にあまりいい思い出がない私は、過去2回とも欠席に丸をつけて返信した。
幼稚舎だけは男女混合だったせいか、前回興味本位で出席した美夏の話からすると、同窓会というより女子大卒のお嬢様を狙う合コンのようだったらしい。
きっとお母さんが実家から転送してくれたのだろう。
このハガキがあと一日早く届いていたら、美夏とも出席するかどうか話が出来たのに…。
「今回も欠席かな」
エレベーターに乗りながら、私はぼんやりとその同窓会の案内を眺めていた。
右手に買い物袋、左手にバッグと数枚の郵便物を手にして、リビングのテーブルに全てを置いて、その同窓会の案内をじっくりと読もうとしていた時だった。