お見合い結婚~イケメン社長と婚前同居、始めます~
「過去は変えられないんです。私が不倫していたのも事実です。だから、藤丸さんと梶原さんの名前で呼び合うのだって、今まで積み重ねた関係がそうさせているんだし。不倫していた私なんかより、ずっと梶原さんの方が藤丸さんの隣はふさわしいって思う。」
泣くまいって思っていたのに、決壊したように涙が溢れだした。
「不倫していた私の事を批判されるのは、我慢できます。だって、それはひどいことだから。でっ、でも、そのせいで、藤丸さんが批判されることは、私は耐えられないんです!!!」
畳みかけるように言いきった頃には、私はもう藤丸さんに抱きしめられていた。
藤丸さんのムスクの香りが強張った身体に入りこんで、私の心までも溶かし始めていく。
私はそっと藤丸さんの腰に手を廻し、その胸に身体を預ける。
「それで、琴理はどうしたいって思った?」
抱きしめられたまま尋ねられた言葉に、いつの間にか呼び捨てにされている事にも気付かなかった。
泣くまいって思っていたのに、決壊したように涙が溢れだした。
「不倫していた私の事を批判されるのは、我慢できます。だって、それはひどいことだから。でっ、でも、そのせいで、藤丸さんが批判されることは、私は耐えられないんです!!!」
畳みかけるように言いきった頃には、私はもう藤丸さんに抱きしめられていた。
藤丸さんのムスクの香りが強張った身体に入りこんで、私の心までも溶かし始めていく。
私はそっと藤丸さんの腰に手を廻し、その胸に身体を預ける。
「それで、琴理はどうしたいって思った?」
抱きしめられたまま尋ねられた言葉に、いつの間にか呼び捨てにされている事にも気付かなかった。