お見合い結婚~イケメン社長と婚前同居、始めます~
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「小さい頃、初恋の相手にプロポーズしたら、ブランコとプールのある家を建てないと結婚してあげないって、言われたからです」
考え込んだ末に、出てきた答え。
あの頃の幼い自分を思いだしたら、自然と頬が緩んでしまった。
遠くで取材を見守っていた麗奈が、自分の答に小さく吹き出したのを諌めるように麗奈の隣に立っていた工藤が麗奈を冷たく睨んで、肘で小さく小突くのが視界に入ってきた。
「えっ?!」
おまけに向かいに座った近藤さんまでもが、小さく驚きの声をあげた。
いつもの無難なフレーズを答えておけばよかった。
後悔とともに急激に恥ずかしくなってくる。