お見合い結婚~イケメン社長と婚前同居、始めます~
「今日はありがとうございました。」
機材を片付ける周りのスタッフに声をかけながら、近藤さんはにこやかに自分に頭を下げてきた。
「こちらこそ」
近藤さんにあわせるように口角をあげて微笑む。
「あの…」
少しだけ顔を赤らめながら、近藤さんは話しづらそうに口ごもる。
「何?」
こんな時はたいてい、電話番号の交換か食事の誘い。
少しだけ警戒しているオーラを出して尋ねた自分に近藤さんが放った言葉に、時が留まったような気さえした。
「さっきの話なんですけど、藤丸社長の小さい頃の話。藤丸社長の初恋の相手って、赤井琴理じゃないんですか?」
機材を片付ける周りのスタッフに声をかけながら、近藤さんはにこやかに自分に頭を下げてきた。
「こちらこそ」
近藤さんにあわせるように口角をあげて微笑む。
「あの…」
少しだけ顔を赤らめながら、近藤さんは話しづらそうに口ごもる。
「何?」
こんな時はたいてい、電話番号の交換か食事の誘い。
少しだけ警戒しているオーラを出して尋ねた自分に近藤さんが放った言葉に、時が留まったような気さえした。
「さっきの話なんですけど、藤丸社長の小さい頃の話。藤丸社長の初恋の相手って、赤井琴理じゃないんですか?」