不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!



学校を出てから
あたし達は無言だった。


龍二君は元々
口数が少ないけど…
あたしは緊張から
思うように話せない。



(どうしよう…
学校から駅まで15分
その間までに
なんとかしないと。)



「美月…」


「は、はい!」


緊張しすぎて声が
裏返ってしまったうえ
何故か敬語になり
あたしは、恥ずかしく
なった。



(あ~も~///
折角、龍二君が話掛けて
くれたのに最悪だよ。)





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