水男(ミズオ)
「みんな同じ……女なんて
中身のない醜い生き物さ……」


俊介がそうつぶやきながら
目の前に横たわる亜美を見つめた。


今からこの女の人生を支配する。


人生を強制終了させて
切り刻み


冷蔵庫の中に放り込む。



どんなに助けてと泣き叫んでも無駄。


そんなもので俊介の心が動いて
殺すのをやめたりはしない。


だって俊介にとって
人を殺すという行為は


何物にも代えがたい
悦楽だったからだ。



興奮が収まらない俊介。


自分の髪の毛をかきむしる。


はあはあと息が荒い。


心拍数がどんどん上がり
顔が赤くなっていく。


震える手を
亜美の首に近づけていく。


今からソファーに横たわる美女の
頸動脈を握りつぶす。


そう思うと俊介は
身体の震えが止まらない。


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