涙のむこうで、君と永遠の恋をする。
「あははっ、可愛いすぎよ、ほのか」
「梨子~」
照れるあたしをギュッと抱き締めながら、梨子はあたしに麦ワラ帽子を被せてくれる。
「じゃあ、行こうかほのか」
「うん、あ!」
あたしは机に置いていたスマホをポシェットの中に入れる。
それを肩からかけて、梨子に駆け寄った。
「写真撮ろうね、絶対!」
「うん、梨子と撮りたい」
梨子に笑顔を返して、あたしは梨子と部屋を出た。
「真由子さん、行ってきます!」
「行ってきます」
梨子とあたしは、部屋でくつろいでいる真由子さんに声をかける。
「あら!可愛いじゃない!!やっぱり良いわね、女の子!」
真由子さんは目をキラキラさせて、あたし達に駆け寄ってきた。
「ほら、うちあのバカ息子達だけだからね。あー、本当に可愛いわ!」
真由子さんは、梨子とあたしをギュッと抱き締められる。
「ふふっ、ありがとうございます!」
「わわっ…ふふっ」
梨子とあたしは、顔を見合わせて笑う。
お母さんって、こんな風に温かい存在なんだろうな…。
そう思って、胸が切なくなった。