ゾッとするホラー短編集
「薫、心配はいらないわ。

幽霊なんて、

この世に存在しないことくらい、

今どきの小学生でも知ってるわ。




直美の死は、

小野田真理子とは関係ない。




直美はきっと、

小野田真理子を

自殺に追いやった罪悪感から、

気がおかしくなって、

幻を見たのよ」






私は

小野田真理子の悪霊の存在に、

体を震わせ、

怯えていたが、

薫に対しては、

強気なことを口にした。






「でも綾子、

もしも小野田真理子が、

あの遺書の通り私たちを

呪い殺そうとしているならば、

私はいったい、

どうすればいいの?」
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