ゾッとするホラー短編集
次の日の午後七時三十分、

私はひろぽんさんに会うために

駅ビル一階の喫茶店に向かった。






私がひろぽんさんに

会ってしまえば、

私の嘘はひろぽんさんに

バレてしまうが、

たとえそうだとしても、

私はひろぽんさんに

会いたかった。






私はサイト内で、

ひろぽんさんと何百回

コメントのやり取りを

しただろう?






そして私は、

ひろぽんさんの

優しいコメントに、

今までどれほど

励まされたことだろう。






私はひろぽんさんに会いたい。






あの優しいひろぽんさんならば、

きっと偽りの麻美子、

香川桜子を

受け入れてくれるに違いない。
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