ゾッとするホラー短編集
午後七時五十分、

私はひろぽんさんとの

待ち合わせ場所である

駅ビル一階の喫茶店の前に立ち、

喫茶店の中をのぞき込んだ。






〈 ひろぽんさんは、

もうここに来ているかしら?




ひろぽんさんの今日の服装は、

白いシャツに

黒いジャケット…… 〉






私がそんなことを考えながら、

店内をのぞいていると、

私は一人の男性を見つけて

息が止まった。






喫茶店の一番奥のテーブルに

白いシャツに

黒いジャケットを着た

二十歳くらいの男性が

本当に座っていた。






〈 あの人がもしかして、

今まで私とたくさんの

コメントのやり取りをした

ひろぽんさん? 〉






私の心臓は、

ドキドキと大きな音をたて、

私の膝は震え始めた。
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