ゾッとするホラー短編集
「桜子さんは、

本当にそれでいいんですか?




たしかに僕だって、

援助してくれる人がいたら

ありがたい。




でも、桜子さんは本当に

それで満足なんですか?




僕は桜子さんに

援助してもらうだけで、

桜子さんには、

何もしてあげられないかも

しれない。




本当にそれでも、

いいんですか?」






私は隆志の言葉に

小さくうなずいた。






私は私の稼いだお金で、

夢を買いたかった。






私がこの素敵な男性と

一緒にいることができる

淡い夢を……。






私はデブでブスな香川桜子。






でも、私が身分を偽り、

彼に尽くし続ければ、

もしかしたら、

夢はさめないのかもしれない。






そしたら、私は……。
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