ゾッとするホラー短編集
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私は隆志に毎日、

メールを送るようになり、

その返事を待つ日が続いた。






今まで恋を知らなかった

私の頭の中は、

森野隆志でいっぱいになり

私は時間があれば、

隆志のことばかりを考えていた。






〈 もしも私が、

麻美子になれれば、

私はあんな素敵な男性と

本当の恋をすることが

できるのかしら?




もしも私が、

かわいらしい女の子ならば、

私は隆志くんと

いつも一緒にいれるのかしら?




もしも私が、

かわいらしい

女の子ならば…… 〉






そう思えば思うほど、

私は自分の醜い容姿を憎んだ。






〈 どうして私は、デブでブスな

香川桜子なの?




私は神さまを恨むわ。




どうして神さまは、

こんなにも意地悪で

不公平なの! 〉
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