ゾッとするホラー短編集
手術室の中で、

四人がパニックに

なっているとき、

入り口のドアを叩く音が、

急に止んで、静かになった。






私たちは、静寂が訪れた

手術室の中で、

顔を見合せ、

今のこの状況を

理解しようとしていた。






〈 もしかしたら、

あの女の子の幽霊は、

いなくなったの? 〉






私の頭の中に、

そんな考えが浮かんで、

私は息をひそめ、

入り口の扉を見つめながら、

扉の向こう側の様子を伺った。
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