ゾッとするホラー短編集
私たちは拓海の家に寄り、

懐中電灯を二つ持って

廃墟の病院に向かった。






恵子は拓海と、

私は健二とペアになって、

一つの懐中電灯を

二人で使うことにした。






〈 恵子と拓海くんは、

仲が良くてうらやましい。




私も健二くんと、あれくらい

仲良くなれたらいいのに…… 〉






私たちは、木々に囲まれた

人気のない廃墟の立谷病院に

着いて立ち止まった。






廃墟の立谷病院は、

私が想像していた以上に、

不気味で近寄りがたい

場所だった。
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