天使の梯子

「楓、楓」


名前を呼ばれて、きつく抱きしめられて、諏佐さんの手で服が脱がされていく。


下着のホックを外されて諏佐さんの手が胸に触れて、身体がビクリと跳ねた。


久しぶりに感じる他人の熱に、他でもない諏佐さんの指に、私の意志とは関係なく身体が反応する。


「い、や。やっ……」


逃げようとしようと身体に捩るけど、弱いところを知り尽くされている身体は言うことを聞いてくれない。


「す、ささ……。いや、やめて」


涙目で見上げると、諏佐さんはどこか余裕のない顔で微笑む。


「強情。でも、悪くないね」


たっぷりと、しつこいぐらいに身体を触られて、力が入らなくなってしまった身体を見て、諏佐さんが目を細めて笑う。


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