続★俺だけの家政婦さん
そして誰もいない教室で私は人生初の告白。

「野末くんの事が……好き」

心臓はバクバクして、女の子達がうわずった声で野末くんを呼ぶ

気持ちが今になってよくわかった。

だけど、野末くんからイエスもノーも聞こえない。

恐る恐る顔を上げると

口に手を当て笑いを必死に堪えているようで肩が小刻みに揺れていた。

「野末くん?」と名前を呼ぶと

一度顔を背け、落ち着かせてから私に視線を戻した。

だが、その顔を今まで見たことのない冷ややかな目だった。

「栞里のこと嫌いじゃないよ。話しやすいし、いい奴だし…
だけど彼女とかは無理・・・だって俺、ケツのでかい女だめなんだよね」

何を言われているのかよくわからない。というか……

思い切り持ち上げてから突き落とされたって感じ?

いまいち飲み込めずに首を傾げる私に野末くんはさらに追い打ちを掛ける。

「だから、性格とか全然いいしいい奴だけど、スタイルがさ~
胸もいい感じだし、脚だって悪くない。だけど…ケツがさ~
ぷりっとしてるのは許せるけど、すとんとしてて横に広いのが
俺ダメなんだよね」

17年間生きてきて自分のおしりを否定されたのは初めてだ。

確かにおしりがでかいのは否定できないけど

拒絶されるほどの大きさじゃない。

同じ体型の子より本の少し大きめだ。

「じゃ…私が振られる理由はバランスの悪い体型だって事?」

悲しいを通り越して怒りが沸々とわき上がる。

「…わり~な。友達としては最高なんだけどね」

なんて上からなんだ!
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