続★俺だけの家政婦さん
野末くんが突然大きな声をだし、須藤先生の声がかき消され

私たちの動きも止まる。

でも須藤先生は驚くこともなく、笑顔のままだ。

「なんで?」

「お前が家にいると気が散るんだよ!」

「冷たいな~~」

「突然来るお前が悪い」

「理由はそれだけ?」

「・・・はぁ?」

野末くんは不機嫌になるばかり、それとは対照的にご機嫌な須藤先生

私はただただ見ているだけ

すると須藤先生は私の頭をぽんぽんとやさしく振れると視線だけを野末くんに

向けながら再び私の耳元に顔を近づけた。

「今日は帰るけど・・・今度野島っちがいないときにご飯でも食べに行こう。
 その時にさっきの新刊にサインつけてプレゼントするよ」

「え?!本当ですか?」

嬉しくて顔がほころぶ。

だが、約一名超が付くほど不機嫌な人が私たちを睨んでいる事に気づき

私は一歩後ろに下がった。
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