続★俺だけの家政婦さん
家から徒歩で10分ほどで駅に着くと

駅のロータリーにひときわ派手な

赤のスポーツタイプの外車だったが止まっていた。

野末くんといい、須藤先生といい

全く、人気小説家っていうのはこの手の車を好んで乗っているのか?

それともライバルだから対抗してんの?


近づいて見ると運転席側の窓が開く

「栞里ちゃん」

須藤先生が片手を上げながら笑顔を向ける。

「すみません遅くなりまして・・・」

頭を下げると須藤先生は笑顔を崩さず首を横に振った。

「大丈夫。僕も今着いたとこ。とりあえず乗って」

と言いながら車から降りるとすぐに助手席側にまわり

ドアを開けてくれた。


マンガや海外のドラマではこう言うのよく見るけど

日本でしかもイケメンにこんなことされるなんて

初めてで普通の女子なら凄く嬉しいと思うのだけれど

私の場合は戸惑の方が大きくて緊張しながら助手席に座った。

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