部長の溺愛に困惑しています。
歩いている足を止めて立ち止まると、部長は優しく微笑んでそう誘って来る。


頭の中に断るという選択肢はなかった…

でもここで行ってしまったら…私は部長を受け入れることになる?



あのキスも…

全部受け止める…?







「あの…部長…私………………う」

「どうした?」

「…気持ち悪い」

「お、おい!北山!」


突然猛烈な吐き気が私を襲い、私は手で口元を押さえてその場にしゃがみ込んだ。









ブォォォーーーン…




数分後。

私はタクシーに揺られていてさっき部長が買ってきてくれたミネラルウォーターを手に持ち、

もう片方の手はハンカチで口を押さえ吐き気と戦いながら椅子に寄りかかっていた。
< 100 / 329 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop