部長の溺愛に困惑しています。
そう言って寝室から離れていく部長。

私はすぐに部長を追いかけると廊下の突き当たりの部屋のドアが開いていて、薄暗い中でオレンジ色の照明の明かりが見えた。


そっと部屋の中を覗くと広々とリビングはどちらかというと物が少なく、とても綺麗に片付いている。

テレビやソファー、テーブルや照明…ひとつひとつがおしゃれで部長のセンスの良さがうかがえる。






「…冷蔵庫勝手に開けていいから」

「はい…」


部屋に入ると、部長はリビングの隅にあるデスクに腰掛けてパソコンに向かって仕事をしているようだった。





「失礼します」


私は言われた通りキッチンに行き冷蔵庫を開けると、ペットボトルのミネラルウォーターを見つけ手に取った。
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