部長の溺愛に困惑しています。
「そんな事までご迷惑かけてすみませんでした」

「別に。ただ明咲ちゃん?て言ったっけ?あの子はしっかりしてるな。お前とは大違い」

「う…ほっといて下さい!」


ケラケラ笑ってバスルームの方に入って行く部長は、すぐに歯ブラシをくわえて出てくる。





「お前も支度しろよ。これ使え」

「あ…」


部長が差し出したのは透明の袋に入っているセットで、中には使い捨てらしき歯ブラシや洗顔が入っている。


私はお礼を言ってそれを使わせてもらい、寝室を貸してもらってスーツに着替えた。

部長のぶかぶかの部屋着を脱ぐと、何となく寂しいような気がした…

夢から現実に戻ったみたいだ…






「支度出来たか?」


スーツに着替えた部長がリビングに入って来て、部長もまた現実に戻って来たように見える。

さっきまでラフな部屋着を来て眼鏡をかけていた部長は、まるで夢だったみたいだ。
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