部長の溺愛に困惑しています。
「また新人さんが来るからよろしく頼むねー」


大家さんは先日旅行に行ったお土産を渡すと、思い出したように話し始める。





「塚本くんが引越したと思ったらまたですか…」

「結構早かったですね」


2人だけのルームシェアを堪能していた私と明咲は、残念な気持ちを隠しきれない。





「そうなのよ~入ったり出たりが激しいわねここは」

「ちなみに男性と女性どちらですか?」

「男性よ」


それを聞いた明咲は表情を固くする。

30分後大家さんが帰った後で、明咲はその理由を話し始めた。






「また男の人か。気使うなぁ」


リビングのソファーに寝転ぶ明咲は「あーあ」と言って、クッションをぎゅっと抱きしめる。





「まあね…男の人がいるとちょっとね」


嫌ではないけど、明咲が言うように気を使うよね。
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