部長の溺愛に困惑しています。
「お前は雑用係なんだからそれくらい協力しろ。午後遅れるなよ」

「あ…」


そう言ってクスッと笑うと私から離れていく部長。

私は嫌な汗をかき、半泣き状態で園子の元に戻ると今のことをすぐに話した。





「森崎係長の代わりに会議に出席するの!?すごいじゃんっ!!」

「全然すごくなんかないよ。今すぐ帰りたい…」


すっかり食欲のなくなった私は半分も食べていないお弁当をしまい、緊張しながらドリンクを飲む。





「いいなぁ…私が雑用係の時はそんなチャンスなかったなぁ」

「……」


園子は羨ましそうな顔をして残りのおかずを頬張っていた。



そっか…

園子が言うようにこれはチャンスなのかもしれない…

雑用係の私が今日だけ営業部の仲間入り?
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