部長の溺愛に困惑しています。
「私頑張るね!」

「頑張って彩蓮!」


園子と熱い握手を交わした私は、雑用係の部屋に戻って作業着からスーツに着替えた。








「…時間には遅れなかったようだな」


昼休みが終わる五分前に部長の元へ向かうと、厳しい目線を向けながら部長は私にそう言った。






「と、当然です!」


カチンコチンに緊張して震えている私を見て、部長はクスクスと笑う。

その笑顔が少しだけ私の緊張を和らげてくれた。






「そろそろだな」

「はい…」


腕時計で時間を確認する部長自分のデスクから立ち上がると、営業部のオフィスから出て同じフロアー内にある会議室に向かった。
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