部長の溺愛に困惑しています。
ピタリと停止して私の方を見つめる岡田さんの口元が、多少なりとも緩んでいたのがわかった。

嫌な予感がしたが私はとりあえず向こうの反応を待つことに…






「部長のどこが好きなの?」


一気に顔が熱くなり、体全体から拒否反応が起こった。






「好きじゃありませんっ!」


気がついたら全力で否定していた。

まるで子供みたいにムキになっていることにすぐに気がついたが、既に遅かった。






「好きじゃない相手とキスとかするんだ。彩蓮ちゃんて純粋そうなのに意外とそうでもないんだね」


事実を言われ返す言葉もない。
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