部長の溺愛に困惑しています。
嫌な顔をする森崎さんに部長はクスッと笑って言った。





「北山が今回のイベントの手伝いをしてくれてるのは知ってるだろ。お前も内心心配してるはずだ。北山も初めてのことだから参ってるって所…男の俺よりもお前の方が相談に乗ってやれると思ったんだよ」

「そうですけど…私病人ですよ?部長ならともかくこの子の相手なんてっ」

「俺は飲み物買ってくるよ」


部長は逃げるように病室から出ていき、部屋には私と森崎さんだけになった。






「もうっ」


ふてくされるようにベットにもたれかかると、森崎さんは窓の外を眺めていてしばらく気まずい時間が過ぎた。


私はそれを誤魔化すかのように病室の中をキョロキョロと見たりしていた。







「…イベントの準備はどうなの?」


すると、森崎さんから沈黙を破り私に話しかけてくれた。

若干の冷たさはあったが私はすぐに返す。
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