部長の溺愛に困惑しています。
手に飲み物を持った部長が戻って来て、私達を見てクスクスと笑って見せる。





「サクラの子なんかの相手を私に押し付けないで下さい!この子に話すことなんか私はないんですから」


ここまでストレートに…


森崎さんてすごくさっぱりしてる人なんだな。

好きな人の前で態度が急変したりしないもんね…そういう所は凄いと思う。


ありのままの自分を部長に見せてるんだ…






「ハハ。でもお前のことだから俺の頼みだし、それなりには聞いてくれたんだろ。感謝するよ」


部長は買ってきた飲み物を彼女に差し出すと、つんけんしながらもどこか嬉しそうに
受け取る森崎さん。





「ここの病院はお前の好きなメーカーのコーヒーが揃ってるな」

「ふふ、だからここにしたんですよ」


2人はごく自然に会話を始めていた。

ちらっと目に入った部長の横顔は私といる時とはまた違って…とてもリラックスしている。


これが本来の彼なのかもしれない…
< 251 / 329 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop