部長の溺愛に困惑しています。
考えるのは森崎さんのことばかり…



部長は森崎さんの好きなコーヒーメーカーを知っていた。

長い付き合いなんだ…


ビジネスパートナーとしてだけど…

羨ましい。



正直彼女に嫉妬していた。

自分が森崎さんと比べ物にならないことくらいわかってるのに…






「はぁ…」


ため息ばかり出る中水換えをして病室に戻り、ドアノブに手をかけた時…

中からすすり泣くような声が聞こえて来て、私は一瞬で手を止めた。


そっとドアを開けると、窓の方を向いた部長を森崎さんが後ろから抱きついているところだった。

驚いて咄嗟にドアを閉めようとしたが物音を立ててバレてしまうと怖くなり、また手が止まってしまう…







「どうして………あの子なの。私じゃ…ダメなの…」
< 252 / 329 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop